コーヒー生豆生産地風景〜パプアニューギニアのスペシャルティコーヒー
パプアニューギニアのスペシャルティコーヒー生豆生産地風景
コーヒー生豆生産地風景〜パプアニューギニアのスペシャルティコーヒー

パプアニューギニア

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パプアニューギニアのコーヒー生豆について

パプアニューギニアのコーヒー生豆生産地地図
概要
コーヒー生豆生産地風景〜パプアニューギニア
  • 標高:1,300〜1,900m
  • 言語:ヒリモツ語、トク・ピシン語、英語、その他848種の部族方言
  • 収穫期:5月〜8月
  • 一般的栽培品種:アルーシャ、ブルーマウンテン、サンラモン
全体的な風味の傾向
全体的な風味の傾向〜パプアニューギニア
パプアニューギニアのコーヒーは、自然豊かなその島同様、独特のワイルドな風味が特徴です。鮮やかでリンゴのような明るく繊細な酸味やワインのような風味は、スマトラやスラウェシといった他の東南アジアの島々で栽培されるコーヒーとは一線を画しています。
パプアニューギニア産のコーヒーと、鮮やかな風味を持つジャワ産コーヒーと比較してみると、この2つのカップの違いがよくわかります。パプアニューギニアはジャワに比べ、より繊細で洗練されており、軽やかなボディです。
パプアニューギニアは、ぜひお試しいただきたいオリジンであり、一風変わったオーガニック認証コーヒーの産地でもあります。
栽培地域
コーヒー生豆を生産しているパプアニューギニアの地域
西部山岳地域(ウエスタンハイランズ)
西部山岳地域(ウエスタンハイランズ)のコーヒー生豆生産地風景
ここはCafe Importsのお気に入りのコーヒー、クンジンを生産する地域で、首都であり中心街はマウントハーゲンです。産業はコーヒーが主軸で、ウリアの銘柄もこの地域で栽培されています。
この地域では、“ハーゲンショー”というお祭りが催されます。山岳地域の100を超える部族が1週間マウントハーゲンに集い、各部族独自の文化や伝統、踊りを披露します。
  • 標高:1,600〜2,000m
  • 栽培品種:アルーシャ、ブルーマウンテン、サンラモン
東部山岳地域(イースタンハイランズ)
東部山岳地域(イースタンハイランズ)のコーヒー生豆生産地風景
ゴロカは東部山岳地域の中心街であり、有名な種族、アサロ族のアサロ・マッドメン(泥の男)がいます。彼らはぬかるんだ土手に隠れ夜まで逃げ続けることで有名です。
Cafe Imports 取扱いの銘柄、ナムゴはこの地域で栽培されています。
  • 標高:1,500〜2,000m
  • 栽培品種:アルーシャ、ブルーマウンテン、サンラモン
生産処理方法
全体的な風味の傾向〜パプアニューギニア
パプアニューギニアにおいては、コーヒーは水洗式で加工されます。農園がウエットミル(水洗加工所)を所有しており、自分の農園のコーヒーの他、より高い標高でコーヒーを栽培する小規模の生産者からもチェリーの状態で購入し、生産処理を行います。中にはミルとして独立して存在するところもあり、コーヒーチェリーを購入し、生産処理するだけの業者もあります。大半のミルには、1900年初頭にパプアニューギニアにコーヒーが持ち込まれた頃の、年代もののイギリス製のディスク式果肉除去機を所有しているところもあります。規模の大きな集荷を行うミル(クンジン、ウリア、ナムゴ=チェリー購入者)では、良質で統一性のある品質の豆が安定的に生産されています。
生産者の中には、収穫した畑で生産処理を行う者もいます。ロットごとのばらつきがあり、安いのはそのためです。(例:Cafe Importsの取扱いのフェアトレード銘柄「Keto Tapasi」はパーチメントの状態で買い付けます)。
全体的な風味の傾向〜パプアニューギニア
醗酵・水洗いが終わると、コーヒーは広げられたプラスチック製のシートの上で乾燥されます。
パプアニューギニアにおけるコーヒーチェリーの選別はあまり優秀なものとは言えません。この国でのコーヒーの独特な性質、生産性の低さ、そこから生じる価格の高騰が原因とされています。Cafe Importsが取り扱うコーヒーはブラジル製の果肉除去機を使用しているため、フローター、干からびてしまっているチェリー、未熟豆、そして混ざってしまった生豆を選り分けることができます。
ドライミル
コーヒーは(主に女性の手によって)床に広げた麻袋の上でハンドピックされます。これはパプアニューギニア独特の方法で、通常はテーブルもしくはベルトコンベヤーの上で行われます。またパプアニューギニアでは非常にユニークなコーヒーの格付けシステムを採用しています。
【 COFFEE GRADING 】
Grade A X AX PSC Y1 Y2 Y3 T
Screen Size >17mm Mixed Mixed >15mm Mixed Mixed Mixed Mixed
Total defect per kg 20 20 10 40 70 150 <30% by weight >30% by weight
Bean Shape Oval Smooth Mixed Smooth Mixed Mixed Mixed Mixed Shape Mixed Shape Mixed Shape
Bean Color Blue/Green Blue/Green Light Green Light Green Light Green Light Green Green/Yellow Green/Yellow
Aroma Clean Clean Clean Clean Some Fruitiness Acceptable No foreign odor No foreign odor
Cup Quality Good Good to Fine Good to Fine Good, light, fruity FAQ FAQ No foreign flavor No foreign flavor
コーヒーの栽培と歴史
全体的な風味の傾向〜パプアニューギニア
パプアニューギニアは1800年代の後半からドイツとイギリスの植民地でした。ドイツは北部、英国は南部を支配下におきました。政府の報告書によると、コーヒーは英国側の領域にある、ポートモレスビーで、1897年の初頭には栽培されて、1899年には農園で完全なる生産体制に入りました。その後、オーストラリアの市場で販売されてきました。
商業用コーヒーの生産が始まったのは、ブルーマウンテンの品種(有名なティピカ種)がジャマイカから持ち込まれた1920年代です。その頃、大半のコーヒーは18ある大規模農園で栽培されていました。その頃の大規模農園は今でも存在しますが、全体の生産量の15%しか占めません。現在、生産の大半は「コーヒーガーデン」と呼ばれる規模の小規模農園で行われてます。彼らは自給自足の農業従事者であり、様々な作物と同様にコーヒーを栽培しているだけであって、いわゆる「コーヒー(専門の)生産者」というものはいない、というのが実際のところです。彼らの「コーヒーガーデン」には100〜200本ほどのコーヒーの木があり、パーチメントでの生産量はおよそ25〜65kgになります。
現在、コーヒーは国内の19の州のうち15の州で栽培されています。地域に暮らす人々のほぼ半数がコーヒーの生産に直接携わっています。
パプアニューギニアの今後
全体的な風味の傾向〜パプアニューギニア
パプアニューギニアはコーヒーの受注量が少なく、インフラが不十分である国々の一国と言えるかもしれません。混沌としており多種多様な部族が暮らし、彼らはそれぞれの価値観で暮らしています。故に、コーヒーにおいて等しく目標を達成することは難しいのです。チェリーの選別や収穫は決してレベルの高いものではなく、未熟豆を多く含んでいることもあります。にもかかわらず、素晴らしいコーヒーが存在するのです。そうです。チェリーの選別のレベルさえ改善されたら、アフリカのコーヒーにも匹敵するような、世界的にも品質の高いコーヒーを生産する国になるでしょう。
パートナーである現地のエクスポーターに、「今よりも高い価格を支払えば、チェリーの選別のレベルを上げることが出来るか?」と問い合わせたことがあります。返事は「いや、それは不可能だ。」でした。これは競合他社から良く思われないばかりか、ともすれば深刻な事態となり彼らに危険が及ぶ可能性があるからです。
全体的な風味の傾向〜パプアニューギニア
Cafe Importsの現地のパートナーは現在、独自のミルを所有しています。そうなるまでには長い道のりを歩んできました。もともとの土地の住人であった全ての部族が、自発的に土地を売却してくれるのを待ち、また彼らに事情を理解してもらうまでの期間が必要でした。
その後、ブラジル製の最先端の機械を導入したことで、豆の選別作業のレベルが上がり、優良な豆を生産処理することが可能となりました。従来に比べ全体の品質が改善され、風味に一貫性が生まれたのです。
2015年の収穫から始めていることですが、これまで品質に関わらずランダムに行っていたコンテナへの積み込みを、優秀なロットを選り分けて別々に積み込むようにしています。また、エクスポーター達は、ロースターとカッピングのコンペティションを開催することにも興味を示していますので、今後もこの国のコーヒーから目が離せません。
パプアニューギニアは非常に複雑な国です。Cafe Importsはこれからもこの国のコーヒーの水準を、他の国と同様に上げていきたいと考えています。

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