コーヒー生豆生産地風景〜エチオピアのスペシャルティコーヒー
コーヒー生豆生産地風景〜エチオピアのスペシャルティコーヒー
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エチオピア

商品一覧

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エチオピアのコーヒー生豆について

エチオピア
概要
コーヒー生豆生産地風景〜エチオピア
  • 国土:109.7万平方キロメートル(日本の約3倍)
  • 首都:アディスアベバ
  • 商業都市:ディレ・ダワ
  • 人口:9,939万人(2015年/世銀)
  • 言語:アムハラ語(公用語)、オロモ語、ソマリ語
産地情報
  • コーヒー産業人口:およそ700,000人
  • 標高:1,500〜2,200m
  • 収穫期:5月〜9月
  • 平均的農地面積:1ヘクタール以下
  • 年間輸出量:およそ350万袋
コーヒーについて
  • 栽培地域:シダマ(イルガチェフェ)、ハラー、リム、ジンマ、レケンプティ、ウェルガ、ギンビ
  • 一般的栽培品種:カドホム、ゲシャ、ジンマなどの在来種
  • 生産処理方法:ウォッシュト、ナチュラル
  • グレーディング:Grade1〜9
  • 麻袋サイズ:60kg
  • 収穫期:11月〜2月
  • 入荷時期:5月〜7月
コーヒー生豆を生産しているエチオピアの地域
歴史
エチオピアのコーヒー生豆生産地風景
世界中のコーヒー生産地の中でエチオピアが伝説的存在でありうるのは、この国がアラビカ・コーヒー発祥の地であるばかりではなく、単純にこの国が他国とはあらゆる点において異なる個性を持っているからです。コーヒーという作物は、植民地化の過程の中で現金収入源として他国から持ち込まれることが一般的ですが、エチオピアでは違います。コーヒーの木が野生の森で発見されてからというもの、栽培と生産処理、そして飲用までがこの国にとっては日常の中にあり続け、その過程の中で農作物としての栽培と小作物としての取引が始まったのです。
第三者としての視点からは、この歴史がエチオピアのコーヒーを複雑なものとし、文化的、政治的、そして経済的のみならず嗜好品としてもその全てを理解することを難しくしています。その上、この国のコーヒーの遺伝子的な多様性は他のどの国とも異なる、独特なものです。エチオピアのコーヒー以上に敬愛とロマンスと共に語られるコーヒーはないでしょう。
他にエチオピアが他国と異なる点としては、非常に高い国内消費量が挙げられます。飲料はエチオピアの人々にとって非常に重要な役割を果たしています。およそ650万袋の生産量のうち、半分は国内で消費され、海外へ輸出されるのがおよそ350万袋です。
エチオピアでのコーヒー生豆の焙煎風景
コーヒーは現在も、家族、友人、同僚などでテーブルを囲い、会話を楽しみ、集う一環として「儀式的」な飲用のされ方をしています。 年配の既婚者、女性がフライパン様の道具でコーヒーを焙煎し、挽きたての粉を「ジェベナ」と呼ばれるポットで沸かした湯の中に入れます。濃い液体を小さなカップに注いだあと、再度新しいお湯をポットに足してさらに二度、コーヒーを煎れます。この「儀式」は開始から終了までおよそ1時間で、一般的に社交やホスピタリティの一環だと捉えられています。
エチオピアの生産者のほとんどが小規模の専業農家で、その規模は1ヘクタール以下が一般的です。庭やその延長線上にある里山で栽培していることも多く、我々が想像するいわゆる「畑」や「農園」とは様子が異なるため、その規模をより正確に表現するには「ガーデンコーヒー(≒家庭菜園)」と呼ぶのがふさわしいかもしれません。中には規模の大きな農園や、協同組合も存在しますが、ほとんどの生産者が小さな規模で栽培しています。
生産処理とプロファイル
エチオピアでのコーヒー生豆の計量風景
販売されるコーヒーにはいくつかの手法があります。
規模の大きな農園は個人経営で、農園で雇われた従業員が収穫と生産処理を敷地内で行います。一方、「ガーデンコーヒー」の場合には、コーヒーはチェリーの状態のまま、最も近い、あるいは利便性のいいウォッシングステーションに生産者自ら持ち込まれます。持ち込まれたチェリーは他の生産者のロットと一緒にされ、ウォッシングステーションの意向によって生産処理が進められます。また、協同組合のメンバーのケースでは、指定のウォッシングステーションに持ち込みそこで計量が行われます。その場合、生産者ごとにロット分けがされ、ある程度のトレーサビリティを保てます。
エチオピアでのコーヒー生豆
エチオピアコーヒーのフレーバープロファイルは、いくつもの要素によってその違いが生まれます。品種、生産処理のほか、微気候が挙げられます。おおまかに言えば、ナチュラル処理のコーヒーはより際立ったフルーツと深みのあるチョコレートのフレーバーがあり、時にワインのようなニュアンスを感じることがあり、シロップのような口当たりです。ウォッシュトのコーヒーは明るく軽やかで、個々のフレーバーは様々ですが、概して酸味がはっきりとしています。
エチオピア ハラー
ハラーのコーヒーはほぼすべてがナチュラル、あるいは「ドライ」と呼ばれる方法で処理されます。栽培される地域の乾燥がちな気候を反映した、わかりやすいチョコレートとナッツのフレーバーが特徴です。
シダマは南部の広大な生産地です。この地域にはグジ、イルガチェフェが含まれます。
以下が、シダマ地方イルガチェフェのそれぞれのコーヒーに我々が求めている特徴です。
  • アダド:繊細な核果、シトラス、フローラルのフレーバーが折り重なり、バランスの取れた味わい
  • アリチャ:複雑でトロピカルな印象。ジューシーなフルーティーさと、華やかさ、甘さが特徴
  • ベリッティ:際立ったフローラルのニュアンスと、クリーミーなシトラスの風味
  • チェルチェレ:トフィー、キャラメル、カラメルの甘さ、アーモンドの風味。フローラルさとシトラスのニュアンス
  • コチェレ:シトラス、核果、フルーツティのような風味
  • コンガ:ピーチ、アプリコット、より華やかで核果を感じるフレーバーと強いシトラスの風味
Ethiopian Commodity Exchange(ECX)について
エチオピア・コモディティ・エクスチェンジ(ECX)〜エチオピア
エチオピア・コモディティ・エクスチェンジ(ECX)がエチオピア政府によって設立されたのは2008年のことです。その目的は豆類、とうもろこし、コーヒー、麦などの農作物を栽培して生計を立てている農業従事者に、市場の民主化とアクセスの効率化を果たすというものです。エチオピアの生産者達は一般に小さな規模の土地を有している専業農家で、彼らは自分達の生活に必要な農作物を栽培し、余った分を現金収入のために販売するという方法をとっています。第一産業における健全な経済活動と安定性のためには、この市場のスタンダード化という方法が最も平等であると考えられたのです。
エチオピア・コモディティ・エクスチェンジ(ECX)〜エチオピア
ECXは、生産者にとってのバリアを取り除き、オープンで信頼でき、一定の価格で取引が行われる市場の実現のために骨を折ってきました。ECXの導入時、大規模な農園或いは生産者組合のどちらかで生産されたコーヒー以外のコーヒーはすべて、需要と価格がコントロールされているこのECXを通じ売買するという規定を設けました。しかし、その方法をとることによって、一般的な産地情報やグレード以外のトレーサビリティが失われ、「スペシャルティ」の側面が消え、「コモディティ」化されてしまいました。
エチオピア・コモディティ・エクスチェンジ(ECX)〜エチオピア
「コモディティ」という言葉の定義の一つに、交換可能であるという考え方があります。例えば、12月に購入した100袋のウォッシュト・イルガチェフェ Grade1は、8月に購入する100袋のウォッシュト・イルガチェフェ Grade1と同じ品質であることが求められます。コーヒーは均一性とクリーンさ、ディフェクトの少なさをベースに格付けされ、その際、フレーバーについては一切考慮されません。
スペシャルティコーヒー業界からの抵抗受け、何度もの粘り強い交渉を通じて、購入後にはウォッシングステーションの情報までは遡れるようにルールが変わりました。ただ、個別の生産者まで遡る情報は開示に至りませんでした。
エチオピア・コモディティ・エクスチェンジ(ECX)〜エチオピア
2017年5月、ECXは個別のウォッシングステーションからのコーヒーの販売を許可するかどうかという投票を行いました。それが可能となれば、トレーサビリティが向上するだけではなく、ウォッシングステーションから買い手が継続的に購入できるようになるほか、取引による関係を築くことが出来ます。それはつまり、生産者にとってはより高値で買い取ってもらえる機会が生まれるということです。エチオピアコーヒーにおけるトレーサビリティの向上がもたらす効果についてはまだ計りきれないものもありますが、業界はその未来に希望を抱いています。
Cafe Importsとエチオピア
Cafe Importsとエチオピア
Cafe Importsの代表であるJason Longはエチオピアにおいて、長期的な関係の構築に何年もの間取り組んできました。そして実際、様々な生産者との関係のおかげで、毎年バラエティに富んだロットをお客様にご案内することができます。我々は、生産者組合SCFCU(Sidama Coffee Farmers Cooperative Union / シダマコーヒー生産者共同組合)より直接コーヒーを買い付けており、特定の生産者の、オーガニックやフェアトレードのコーヒーの取り扱いも可能です。輸出業者の協力により、ウォッシングステーションごとのロット(ECXと同等のトレーサビリティとなりますが)も購入、販売しています。
近い将来、こういったロットの情報はもっとアクセスしやすくなるでしょう。直にウォッシングステーションから購入できればそれが可能になります。
また、このほかにもトレーサビリティは落ちますが、エチオピアらしい個性を具えたリーズナブルなロットも取り揃えています。
業界が待ち望んでいるように、エチオピアでの取引方法が進化し、我々もイルガチェフェ、シダマ地区の生産者たちとの関係を強化することにより、これから先は特定の生産者によるロットや特別な加工処理を施したロットの品質や特異性に価格にプレミアムをつけて販売できるようになるのではないか、と願っています。

お問い合わせはお気軽にお電話(TEL:0798-35-2980※受付時間:平日9:00〜18:00)またはメールで〜メールフォームからお問合わせはこちら

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